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55件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2021-05-13 第204回国会 参議院 法務委員会 第13号

現在、高齢受刑者あるいは障害を抱える受刑者出所後の福祉的支援のために、刑事施設におきましては、常勤あるいは非常勤の社会福祉士等を採用しております。こうしたケースのうち、受刑者本人による住民登録が困難な場合には、受刑者の委任を受けまして、この社会福祉士等刑事施設職員刑事施設所在市役所等に赴いて代理で住民登録を行っているというところでございます。  

大橋哲

2020-05-26 第201回国会 参議院 法務委員会 第8号

また、委員指摘高齢受刑者の皆様の処遇でございますが、受刑者改善更生を促進するなど、仮釈放刑事政策上極めて重要な制度であります。高齢受刑者を含め、悔悟の情、改善更生の意欲、再犯のおそれ、保護観察に付することの相当性社会感情を考慮して、地方更生保護委員会において適切に判断するよう、私からもなお指示をしてまいります。

森まさこ

2020-04-27 第201回国会 参議院 本会議 第14号

私自身、国策捜査の結果、一年間の収監経験で感じたのは、凶悪犯を除く経済事犯での高齢受刑者は、長く懲役にさせるのではなく、社会奉仕活動とか慈善活動をさせることが更生への道ではないかと思いました。  刑事訴訟法四百八十二条一号には著しく健康を害するとき、同条二号には年齢七十歳以上であるときと規定し、刑の執行を停止することができるとなっています。  

鈴木宗男

2018-03-22 第196回国会 参議院 法務委員会 第3号

国務大臣上川陽子君) ただいま委員指摘がございました現状でございますが、高齢受刑者人員及びその割合共上昇をしている状況でございます。また、高齢受刑者に占める再入者割合は、入所受刑者全体と比べて高くなっているということで、高齢受刑者再犯を防止することは重要な課題であるという認識をいたしているところでございます。  昨年十二月に再犯防止推進計画閣議決定をされました。

上川陽子

2018-02-26 第196回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号

富山政府参考人 委員お尋ねのとおり、刑事施設における高齢受刑者は、近年、一貫して上昇してきております。最近の収容動向を申し上げますと、六十歳以上の受刑者が占める割合は、平成十八年で一二・三%であったものが、平成二十八年には一九・〇%、七十歳以上の者について申し上げますと、平成十八年末には二・七%であったものが、平成二十八年末には六・三%と、それぞれ増加しております。  

富山聡

2018-02-26 第196回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号

高齢受刑者には、親族との関係が疎遠であるなど、出所後の帰住先がないことが円滑な社会復帰における支障となっている者が多く見られることから、在所中から出所後の帰住先確保し、出所後速やかに適切な介護医療年金等福祉サービスを受けることができるよう調整を図ることは、本人が人として幸せに生きること、また再犯防止のために重要と認識しております。  

富山聡

2018-02-21 第196回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号

あともう一つあるのが、刑事施設、これはいわゆる高齢受刑者ですよね。私たち、入所の際に連絡票といって、役所の方からフェースシートといって生活歴とか既往歴とか書いたのをいただくんですけれども、時々、例えば前科二十犯とか書いてあって、現場のスタッフに緊張が走るんですね、どんな人だろうと。いらした方が腰の曲がった八十代くらいの方で、かくんとするような感じで、結局貧困の問題だったんですよね。

佐久間裕章

2017-12-01 第195回国会 衆議院 法務委員会 第2号

高齢受刑者入所人員増加や再入率が高い原因、なかなかこうであると断言することは難しいところがありますが、高齢者刑事施設への収容を繰り返すにつれて、定職につけず、また住居が不安定になるとともに、身寄りがなく単身の者がふえていく、こういったことから、社会的な孤立や経済的不安といった深刻な問題を抱えているといったことがあるのではないかということが考えられます。  

富山聡

2017-04-20 第193回国会 参議院 法務委員会 第8号

先ほども御説明いたしましたとおり、刑事施設においては認知能力身体機能が低下している高齢受刑者が相当数おりまして、これらの者に対しては従来から必要に応じて職員などが食事入浴等日常生活介助を行うなどしていたところなんですが、このような対応刑務官日常業務負担増加させる要因となっている、また専門的な介護の知識を必ずしも持っていない刑務官にこうした業務を行わせるということも決して好ましい状況とは

富山聡

2017-04-20 第193回国会 参議院 法務委員会 第8号

高齢受刑者は、私どもの統計では六十歳以上ということで取らせていただいておるのですが、平成十七年の年末、この六十歳以上の高齢受刑者が全受刑者に占める割合というのは一一・六%でございました。それが平成二十七年の年末には一八・五%となっておりまして、この十年間でこの数字は毎年確実に上昇をしているということになっております。  

富山聡

2016-12-01 第192回国会 参議院 法務委員会 第11号

委員指摘のとおり、刑事施設入所する女性受刑者の中では窃盗事犯が非常に高い割合を占めておりますし、特に高齢受刑者につきましては窃盗事犯が大半であるというような現状がございます。また、犯罪白書によりますと、配偶者を始めとする家族とのトラブルなど、窃盗背景事情として対人関係の問題なども指摘されているところでございます。  

富山聡

2016-12-01 第192回国会 参議院 法務委員会 第11号

高齢受刑者の中には、歩行、食事等日常的な動作が全般にわたって支障があり、福祉的支援なくして社会復帰が困難な者や、親族等との関係が疎遠であるため帰るべき場所のない者が少なくなく、こうしたことが再入率を高めている原因というふうに考えておるところでございます。  政府としましては、今年七月の犯罪対策閣僚会議におきまして、薬物依存者高齢犯罪者等再犯防止緊急対策を決定しました。

高嶋智光

2016-11-22 第192回国会 参議院 法務委員会 第9号

そこで、矯正施設におきましては、高齢受刑者身体機能生活能力維持増進を目的とした指導等をまず実施しておりますし、また、介助を要する者につきましてはその対応をしております。  さらに、健康上の問題を抱える高齢受刑者等に適切に対応できるよう、矯正施設で勤務する医師確保を、それから地域の医療機関との連携の強化、こういった点について施策を充実させることを図っております。  以上でございます。

高嶋智光

2015-08-26 第189回国会 衆議院 法務委員会 第37号

その主な増加要因としましては、近年の矯正医官の欠員の増加に伴いまして、矯正施設内での診療弱体化したり困難になっていることなどによりまして外部医療機関での診療等の経費が増加していることや、高齢受刑者増加していることに伴いまして、矯正施設内の医療のみでは対応が難しい重い疾患が相対的にふえているという状況があるのではないかと考えております。  

小川新二

2015-04-23 第189回国会 参議院 法務委員会 第9号

そこで、この件について、高齢受刑者問題にも関わる件でもありますので、幾つか質問させていただきます。  報告書で、矯正施設では、収容者の急激な高齢化生活習慣病増加疾病複雑化多様化一般社会における医療水準高度化など医療需要が高まっていると書かれておりますが、どのような生活習慣病増加しているのか、疾病複雑化多様化等を教えていただければと思います。

田中茂

2015-04-16 第189回国会 参議院 法務委員会 第7号

国務大臣上川陽子君) ただいま委員の方の前提として、被収容者数が減少に転じた十九年度以降も医療費増加傾向にあるということで、その原因につきまして、今外部と内部ということの中で、外部につきましては、前回高齢受刑者の数、あるいは矯正医官不足によりまして施設内の診療弱体化をしていると、こういうことが外部医療費増加ということで回答したところでございます。  

上川陽子

2015-04-16 第189回国会 参議院 法務委員会 第7号

ただ、平成十七年度以降、収容人員が減少しているにもかかわらず、七十歳以上の高齢受刑者は四〇%以上増加しております。  また、厚生労働省統計上、御指摘がありましたように、国民一般医療費におきましても、高齢になるほど一人当たりの医療費が高額になっている状況がございますので、高齢受刑者医療費が全体に占める割合は近年増加しているというふうに考えています。  以上でございます。

小川新二

2015-04-07 第189回国会 参議院 法務委員会 第5号

前回委員会で、万引きに限ったわけではありませんが、大臣は、入所受刑者総数に占める高齢受刑者比率増加している、全体としても再入所割合も高くなっている、高齢受刑者再犯防止は重要で喫緊の課題との認識を示されております。白書では、高齢女性万引き背景として、近親者の病気、死去、家族と疎遠、身寄りなし、配偶者などとのトラブルなどを挙げていますが、それにしても高齢女性万引きが多いと思います。  

田中茂

2015-04-07 第189回国会 参議院 法務委員会 第5号

まずは、高齢受刑者の問題ですが、これは統計上の数字にも特徴が表れております。例えば、高齢受刑者仮釈放率ですが、平成二十五年度は三六・一%でありまして、全体平均の五五・二%と比べて低くなっております。これは御指摘のとおり、引受人がいないなどの釈放後の帰住先就労先確保できていないということによるものと考えられます。  

片岡弘

2015-03-26 第189回国会 参議院 法務委員会 第3号

このような方々への対応にも力を入れることが必要な中で、そういう矯正施設における医師不足への対応について大臣所信表明で述べられましたが、そういう高齢受刑者に対しての矯正施設における待遇改善よりも、社会の一員として受け入れられることがむしろ急務であると私もそう思っておりますので、是非ともその点は、高齢者に対する就労そして住まい、その点を確実にやっていただきたいと、そう思っております。  

田中茂

2015-03-26 第189回国会 参議院 法務委員会 第3号

今、高齢受刑者が増えているということでございまして、実は高齢受刑者数は残念ながらこの二十年間ほぼ一貫して増加をしているところでございますので、そういう意味で、入所受刑者総数に占める高齢受刑者比率増加をしているというところでございます。また、全体として見ても、再入者割合も高くなっているということでございます。

上川陽子